医師になるには医師国家試験に合格しなければならず、その後に研修生として一定期間過ごすと一人前の医師になります。
基本的には医師の資格があれば医師としての業務を全般的に行えますが、それぞれの分野が非常に広くなっています。
多くの医師は専門分野を持ち、その分野での治療を専門的に行って行きます。
患者としては医師を選ぶときにその治療に精通した人を選びたいでしょう。
その時に参考になるのが専門医の資格の有無です。
医師の仕事は医師の国家資格があればよいですが、それ以外に別途専門医の資格があります。
非常にたくさんの種類があり、同じ分野でも複数用意されているときもあります。
専門医の資格を取るには通常は一定の経験や実績、さらに講習などを受けることが多いようです。
ただすべての専門医資格が同じ基準ではなく、ただ申請をするだけで自動的に取得できるものもあるようです。
専門医資格の有無は医師選びの基準になりますが、その資格がどんなものかを知っておいた方がいいでしょう。